カニ獲りの話
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カニ獲り。
※ここで言うカニ獲りとは、海に住んでいる【ワタリガニ】を捕獲することである。

夏の暑い日の夜、ワタリガニさんは防波堤を這い上がってくるのです。
そこそこの技術とカン、適当な道具が必要になってきます。

写真で姪っ子が持っているアミが、ワタリガニを捕獲するために作られた父と私の共同作品【カニ磯マークⅡ】です。
改良を重ねたこのアミは3代目。ただのアミでは駄目なんですね。

ポイント1:網(アミ)
アミの部分はカニに破られないように丈夫なものでなければなりません。水中での動かし易さを考慮するとアミの目は大きい方が良いでしょう。ですので小さなカニは捕獲できません。大きなカニを包み込めるような大きさも必要ですね。

ポイント2:竿(サオ)
サオの部分は重くてはいけません。瞬時にカニをすくい上げなければなりませんから適度な軽さが必要です。また釣竿のようにしなってもいけません。しなるとカニの動きについていけないのです。ですので市販で売ってあるようなカーボン製のものとか駄目なんですね。

ポイント3:丈(タケ)
長すぎても短すぎても駄目なんですね。カニを見つけたら瞬時にアミを振りかざすことになります。長いとじゃまですし、短いとカニに届きません。伸び縮みするものがベスト。カニ磯マークⅡはホームセンターで売っているのぼり用のポールを採用しています。


準備が整いましたら、懐中電灯を片手に夜を待ちます。
場所はとある福岡の防波堤。
二人一組で岸壁を覗き込みます。

捕獲方法は、ソフトタッチ捕獲法を採用しています。
神技とささやかれています。
知りたい方は私に直接お問い合わせ下さい。
身振り手振りでご説明致しますので☆
カニに指を挟まれたのは捕獲した後の出来事です。
油断しました。

汗まみれになりながら、この日の収穫は8匹。
途中、海水浴をはさんで3時間程度格闘しました。

カニ獲りの話_c0170075_115299.jpg

そうして次の日、カニ仲間のやんも宅でカニの味噌汁です。
「意外に食える」とか言いながら美味しく頂きました。

カニ獲りの話_c0170075_12642.jpg

はしゃぐ山本家の長男、ジュンペイ君。
大人になったらカニ獲りに連れて行く約束をしています。

山本家の皆様、たいへんごちそうさまでした☆
最高の週末、癒されました。。。
また行きましょう!


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by misumi_archi | 2010-07-27 23:05 | FRIENDS
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